「同棲を始めよう!」となった際、しっかり決めておいた方がいいのは、お金のこと。
今回の記事は、
- お金(初期費用)の負担割合はどうすればいいの?
- 負担割合でケンカにならないオススメの負担方法は?
- 彼氏に多めに負担してほしいけど大丈夫?
- 住み始めるまでに初期費用はどれくらい必要?
と悩んでいるカップルさんに向けた記事です。
同棲の初期費用は賃貸物件の契約代、引っ越し代、家具家電代などまとまったお金が必要で、高ければ100万円を超えることも…。
お互いに納得した同棲スタートが理想ですが、負担割合で揉めたら気まずい状態で同棲がスタート。 最悪、同棲をせずに別れるかもしれません。
この記事では、ケンカせず同棲をスタートするために初期費用の負担割合は折半がいいのか、どちらかが多く支払った方がいいのか。 僕たちのオススメの方法を紹介しつつ、いくつかの方法をご紹介します。
同棲の初期費用の負担割合は折半がオススメ! ポイントは「平等感」
僕たちの初期費用の負担割合は、完全折半です。
お互いに実家暮らしで同じくらいの貯金額、同じ会社に勤務し収入差がほとんどなかったから自然と折半になりました。
お互い『折半すると収入に対する負担が平等になる』と感じたからだと思います。
ここは2人の価値観次第だと思うので、「稼いでいる方が多く払った方が良い」というカップルは収入の比率で分けても良さそうです。 ポイントは「平等感」と「2人が納得するまで話し合うこと」だと思います。
なぜ折半をオススメするのか ~初期費用の負担割合を折半するメリットを紹介~
結婚したら二人で支え合うものだから
結婚後はお互いに支え合える関係が理想じゃないですか?
いつまでも同棲を続けるつもりはなく、1年以内に結婚して、子どもを授かって、家を購入したいので、同棲後の収入や財産は2人共有のものと考えていました。
同棲の初期費用は、人生の中で大きなお金を支払うタイミングの1つだと思います。
自分で大きなお金を払ったことがないと貯金の意識を持ちにくく、お金のことで甘えてしまうかもしれません。自分で払えば「同棲生活中の支出を減らす」や「収入を増やす努力が必要だ」と意識するきっかけになります。
いつか結婚をしてお互いに支え合う将来を考えているのなら、折半してお金について考えるきっかけにするといいと思います。
経済的に自立できる
「収入の多い方が多めに負担する」という方法は負担の平等感があって良いかもしれません。
でも、お金を稼ぐってそもそも大変なこと。
たくさん稼いでいるということは多くの苦労があり、努力して会社から頑張りを認めてもらったからお金をもらえているはずです。
頑張って稼いだお金を「収入多いから多めに出してくれるよね?」では、気持ちよく払えないと思います。
将来、結婚を考えているのならなおのこと。
経済的に自立していない相手と結婚することは不安じゃないですか?
同棲生活は支え合うことが大切ですが、お金に関してはそれぞれ責任を持って自立できた方がいいと思います。
どちらかの負担が多いとその後も多く負担する流れになる可能性がある
実際にそうなりがちです。
例えば付き合う前のデートでは、「男性が多く支払う」or「全額支払う」ことが多いと思いますが、付き合ってからもその流れで支払うことが多いと思います。
同棲スタートの時点で男性が多く負担するor収入が多い方が負担すると、その後も負担の少ない方は頼りがちになります。
最初は良くても、ずっと続けばストレスになり、ケンカの原因になるかもしれません。
多くお金を出してもらう代わりに家事を多く負担するなどの工夫はできます。
でも、そもそも家事はお互いに行うべきなので、どちらかが多く負担するのは違うと思います。
相手が家事をあまりしないと「なんで自分ばっかり…」「最近、自分ばかり家事をしている気がする…」という不満につながるかもしれませんし。 絶対ではないですが可能性はあるので、初期費用も家事もどちらかが多く負担する方法はやめた方がいいと思います。
折半以外によくある初期費用の負担方法は?
どちらかが全額負担
「社会人×学生」や「大手企業勤務×パート」のような収入差があるカップル、貯金額に差があるカップルはどちらかが初期費用を全額負担することが多いようです。
ただ、初期費用を負担していない方は後ろめたさから住みにくさを感じることもあるようなので、2人で負担割合をしっかり話すことが大切そうです。
僕たちは25歳と24歳の時に同棲を始めましたが、同年代で数十万円の初期費用を全額負担できるならすごいし、かっこいいな~と思います。
収入の比率で分ける
2人の収入差によって負担する比率を分けるパターンです。
例えば2人の収入が男性:女性=4:5くらいの場合、
初期費用が100万円なら45万と55万とか、少し差をつけるイメージです。
どちらかの収入が少ないのに折半にすると、収入の少ない方の負担が大きくストレスになりやすいです。
収入の多い方が初期費用を多めに支払うことになりますが、収入に対する負担割合を同じくらいにすることができます。
そうすることでお互いお金に余裕ができるかもしれないです。 人によっては「2人の生活を始めるんだから初期費用は折半したい!」という人もいると思うので、やはりしっかりと話し合うことが大切だと思います。
賃貸契約代と家具・家電代で折半する
負担割合が同じになるように支出項目で分けるパターンです。
下記のようなイメージです。
賃貸物件の契約代:彼氏
家具家電代:彼女
引っ越し代:それぞれ
この方法は一番けんかになりやすいと思うので、オススメしないです。
同棲はお互いの価値観を分かっていないタイミングでスタートするので、お互いに配慮する気持ちが大切です。
でも、自分が負担しない項目だと「賃貸物件は少し高くても大丈夫か…。」や「家具家電はこだわって良いやつにしよう!」と無意識に配慮する気持ちが欠けてしまうかもしれません。
そもそも異なる項目で負担割合の折半は調節が難しいと思います。
実際、初期費用の負担割合はどうしているカップルが多いの?
初期費用の負担割合について、『Menjoy!』が20~30代の男女199名を対象に行った調査アンケートをご紹介します。
きっちり半分ずつ:62人(31%)
男性持ち:62人(31%)
男性が多め:53人(27%)
女性持ち:12人(6%)
女性が多め:10人(5%)
2019年の調査アンケートですが、完全折半するカップルと男性が多めに負担するカップルは同じくらいの割合だったそうです。
☆参考:同棲の初期費用はいくらかかる?費用負担の割合と必要なもの
実際、同棲の初期費用はどれくらいかかるの?
同棲の初期費用は、一般的に50万円~100万円かかると言われているそうです。
・入居費用 40~50万円
場所や部屋の広さなどによってまちまちですが、一般的に家賃の5~6か月分かかるそうです。
・引っ越し代 10~20万円
地域や引っ越しのタイミングなどによって大きく異なります。
僕たちは親、兄弟が手伝ってくれたので0円でした。
兄弟仲がいい、近くで暮らしているなら手伝ってもらうと引っ越し代を節約することができます。
・家具家電代 30~50万円
購入するもの、タイミングによって大きく差が出ます。
決算セールや型落ち商品、ジェネリック家電などを検討するといいと思います。
合計 80~120万円
このように同棲の初期費用は、賃貸物件の契約代、引っ越し代、家具家電代と大きく3つに分けられますが、すごく高額になります。
全額彼氏持ち、もしくは彼氏が多めに負担する場合は、負担割合で揉めないように注意が必要だと思います。
ちなみに、僕たちは約80万円かかりました。 内訳は下記記事にまとめたので、気になる方はぜひご覧ください。
折半するオススメの方法を紹介 ~2人の共用口座をつくる!~
ここまで記事をご覧いただいた方でしたら、僕が折半をオススメする理由が分かったと思います。
オススメの折半方法は共用口座を作成することです。
僕たちは共用口座を作成し、50万円ずつ出して初期費用を支払いました。
その後も毎月一定額、もしくは残高が少なくなったら2人で同じ金額を入金して、家賃、光熱費、生活費などを支払っています。
初期費用だけじゃなく、生活にかかるお金を完全に折半しているので、同棲後に負担割合でケンカをすることは絶対にありません。
ちなみに共用のクレジットカードはイオンカードにしました。 僕たちがイオンカードを共用のクレジットカードに選んだ理由は以下の記事をご覧ください。
同棲初期費用の負担割合は折半?どうする?のまとめ
初期費用の負担割合について、2人の収入額で変わると思いますが僕たちは折半をオススメします。
でも、折半が正解ではないです。
お金に細かい人や気にしない人などいるので、2人の価値観に合った方法が正解だと思います。
そして、負担割合を決める上で1番大切なことは「平等感」です。
折半だったり、収入の比率で分けたり、お互いの感覚や性格、価値観を理解して納得できる方法が見つかるまで話し合ってみてください。