2人で住む部屋を探すことは楽しいしワクワクします。
でも、どんな広さでどんな間取りがいいか、部屋のレイアウトをどうするか、初めての同棲、初めての部屋探しだと分からないことばかりじゃないですか?
これから2人で住む部屋の間取りで失敗すると、ケンカが増えたり、すれ違ったり、破局の原因になったり…。
一緒にいたくて同棲を始めたのにケンカをしたり、別れることになったら悲しいですよね。
そこで今回は1年間の同棲後に結婚した僕たちが、カップルの同棲に定番の間取り【1LDK】がおすすめの理由をご紹介します。 僕たちが暮らした1LDKのレイアウトもご紹介しますので、間取り・レイアウトに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
1LDK 2DK 2LDKの違いって分かりますか?
この記事はこれから部屋を決める人に向けて書いているので、1LDKがおすすめの理由をご紹介する前にまずは部屋探しの基本について。
ご存じの方はこちらは飛ばしてください。
同棲でおすすめされる間取り「1LDK」「2DK」「2LDK」の違いって分かりますか?
この違いは「居室の数」と「キッチンがある部屋の広さ」です。
居室数 | DK | LDK |
1部屋 | 4.5畳 | 8畳 |
2部屋 | 6畳 | 10畳 |
「1LDK」なら・・・「1部屋」+「LDKが8畳以上(10畳未満)」
「2DK」なら・・・「2部屋」+「LDKが6畳以上(10畳未満)」です。
1LDKはたくさん一緒にいたいカップルにおすすめ
1LDKは、1部屋と8畳以上のLDK(リビング・ダイニング・キッチン)がある間取りのことです。
基本的に1部屋は寝室として使い、普段はLDKで過ごします。
なので、2人で一緒にいたいカップルにおすすめです。
寝室の広さによってはデスクを置いて2人でテレワークにも対応できます。
2DKは2人の時間も1人時間も大切にしたいカップルにおすすめ
2DKは、2部屋と6畳以上のDKがある間取りのことです。
DKを共有スペースとして、2部屋はそれぞれの部屋。
もしくは、寝室とくつろぎ部屋のようにしても良さそうです。
生活リズムが違うカップルやテレワーク部屋、プライベート空間がほしいカップルなど様々なカップルにおすすめです。
2LDKは結婚や子育てを前提にしたカップルにおすすめ
2LDKは2部屋と10畳以上のLDKがある間取りのことです。
LDKが10畳以上なので2DKよりも共有スペースが広いので、ダイニングテーブル+ソファを置いて食事もくつろぎ空間としても活用できます。
将来の子どものことを考えても対応しやすいと思います。
僕たちが住んでいた1LDKの間取り、レイアウトをご紹介!
早速、僕たちが住んでいた1LDKの間取り、レイアウトをご紹介します。
僕たちが住んでいた間取りは6.5畳の洋室と8.7畳のLDKに広めのバルコニーがある1LDKです。
洋室は寝室として、基本的にソファで一緒にくつろいでいました。
1LDKはずっと同じ空間にいたいカップルにおすすめの間取りです。
お互いに実家暮らしだったのでカウンターキッチンは初めてでしたが、料理中に話ができたり、テレビも見れておすすめの設備です。
1LDKが同棲におすすめの理由
長い時間一緒に過ごせる
せっかく同棲をするなら、できるだけ長い時間一緒にいれた方が嬉しいですよね?
1LDKは基本的にリビングで過ごすので、一緒にいる時間がたくさんあります。
同棲 → 結婚と考えているなら、同棲中にたくさん一緒の時間を過ごして「お互いの価値観」や「考え方」、「2人の将来のこと」などを話し合えたらいいと思います。
もしケンカをしても、思っていることをちゃんと伝え合えば、2人の絆が育まれ、より愛が深まると思います。コミュニケーションが円滑なカップルほど交際が長続きするそうです。
寝室を使うのは着替える時や寝る時くらい。1人の時間が欲しければ「LDK」と「寝室」でそれぞれの時間を過ごすこともできます。
ケンカをしてもすぐに仲直りできる
1LDKは一緒に過ごす時間が多いので、ケンカの仲直りがしやすいです。
2DKや2LDKのようにそれぞれの部屋があると、ケンカして部屋にこもり、イヤな雰囲気が長引きがちです。
1LDKなら自分の部屋がないので、すぐに謝って仲直りができます。
実際、僕たちも何度かケンカしました。
ケンカをするとお互いに無言で3人掛けのソファに離れて座りますが、同じ部屋にいるので少し時間がたてば、ケンカのことを謝って、すぐに仲直りできました。
家賃を抑えられる
カップルの同棲で1LDKと同じくらい人気の間取りが2LDK。
1LDKなら2LDKで同棲するよりも家賃を抑えられます。
名古屋市内の同じエリア、同じような設備・立地条件で2LDKの物件を探すと、家賃は1LDKに比べて1万円~1.5万円高くなります。
年間だと12万円~18万円…。
同棲後に結婚を考えているのなら1LDKで家賃を抑えて、結婚資金を貯めた方がいいと思います。
もっと家賃を抑えたいなら2DKにすると、1LDKより1.5万円~2万円くらい(年間で18万円~24万円)安くなると思います。
2DKが安いのは、1980年代に人気の間取りで建物が古いためだそうです。
一般的に 2LDK > 1LDK > 2DK の順番で家賃は安くなります。
僕たちは家賃 74,000円の1LDKに住みました。 初期費用について下記記事にまとめたので、気になる方はぜひご覧ください。
掃除が楽
掃除ってだるくないですか?
僕は汚い部屋が嫌いだけれど、掃除はあまり好きではありません。
どんな間取りでも浴室や脱衣、トイレ、キッチンなど水回りは同じような広さです。
掃除場所が増えるのは、部屋が広かったり、部屋数が多いとき。
1LDKは2LDK、2DKよりも部屋の数が少ないので、掃除が好きじゃない人にもおすすめです。
ただ、今は1万円以下のロボット掃除機もあるので、「床掃除はロボットに任せる」という方は掃除のことはあまり気にしなくてもいいかもしれません。
寝室兼書斎にすれば2人でテレワークもできる
寝室にある程度の広さがあれば、デスクを置くことができます。
僕たちはコロナで2人とも在宅勤務になりました。僕は週2日でテレワーク、みかぷーはフルリモートです。
2人でテレワークをする日がありますが、LDKと寝室に分かれて働いています。
LDKと寝室は隣接していますが、引き戸で仕切られているのであまりお互いを気にせず仕事に集中できています。
2人とも在宅勤務だったり、パートナーが休日にテレワークで働いていても、別々の部屋でお互い快適に過ごせます。
1LDKで同棲をするデメリットは?
1LDKの同棲はデメリットもあると思います。
例えば、僕たちが1LDKで同棲を始める前に不安に感じていた点はこちら。
- ケンカしたときに居場所がない?
- 一人の時間・空間があまりない?
- 収納が少ない?
- メイク、スキンケアなどを見られる?
- 恋人が寝ている時など気を遣う?
- 女の子の日(生理)を知られたくないけど隠せない?
- 結婚後も同じ部屋に住みたい
LDKと寝室だけなので、生活リズムが違えばお互いに気を遣うことが増えます。
ケンカをした時、スキンケアをする時、推しのグッズを飾りたい時など、自分の部屋がほしいと思うかもしれません。
収納が少なく、収納は寝室のクローゼットだけ、という物件もあるので、物が多いカップルは注意が必要だと思います。
実際に1LDKで同棲して失敗したのは…
既存の収納は靴箱と廊下、トイレの上、洗面台の下、シンク上下、寝室のクローゼットの5か所でした。
僕たちは生活リズムが同じでずっと同じ空間にいたいタイプです。
契約前に家具家電のレイアウトを考え、部屋の広さも十分だと思っていました。
実際、家具はばっちりでしたが、唯一収納スペースは足りませんでした。
各部屋に小さな収納はついていたので、物を減らして生活を始めましたが、それでも物があふれたので収納家具を追加で購入しました。
シンク上下の収納では2人分の食器や食材、レトルト食品などを収納できなかったのでニトリの食器棚を洗面台下の収納では洗濯かごやタオルを収納できなかったのでランドリーラックを
クローゼットも2人だとスペースが足りず、断捨離をしても洋服が溢れてしまいました。
1LDKをおすすめしないのはどんなカップル?
- 結婚後も同じ部屋に住みたい
- 服や家具など物が多い
- 別々のベッドで寝たい
- 家賃を抑えたい
1LDKはLDK(生活スペース)と寝室しかありません。
LDKの広さは8畳以上と決まっていますが、2人以上(ペットや子供)で暮らすことを考えると部屋が狭かったり、収納が少なかったりします。
また、「生活リズムが違うから別々のベッドで寝たい」とかなら2DKや2LDKがおすすめです。
家賃をできるだけ抑えたいカップルは、1LKDより2DKの方が家賃を抑えられるからおすすめです。
テレワークカップルは仕事ができる部屋を2部屋確保できれば1LDKでも大丈夫
お互いにテレワークだと、同じ空間で仕事をすることはかなりストレスになります。
同じタイミングでオンライン会議になれば、お互いの仕事に支障が出ます。
仕事ができる部屋を2部屋確保できるならお互いにテレワークでも1LDKで大丈夫です。
2部屋確保できそうになければ、2DKや2LDKにした方がいいと思います。
僕たちはみかぷーがフルリモート、僕は週2日テレワークです。 僕がテレワークの日はLDKと寝室に分かれて快適に働けています。
部屋の間取り、レイアウトは2人で考えることが大切
ここまで僕が感じた1LDKのメリット・デメリットをお伝えしました。
同棲は2人のことなので、部屋の間取りやレイアウトは2人でしっかりと話をすることが大切です。
学生カップルでも社会人カップルでも2人の将来について話し合うことは少ないと思いますが、同棲や結婚、子供のことなど将来的には話し合わなければいけないことがたくさんあります。
今のパートナーと結婚を考えているのなら、部屋探しをきちんと話し合う最初の機会にしてみるといいと思います。
素敵な同棲生活の始まりに、そしていつか幸せな結婚生活にきっとつながると思います。